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しっかり休める職場を選ぼう!
介護業界は激務なイメージを持たれがちで、実際に休日が少ない施設があることも事実です。しかし、休日がしっかり設けられている施設も少なくありません。悪待遇から抜け出すには、休日に注目して転職先を選ぶのもおすすめです。
介護職をはじめ医療福祉関係の仕事の平均的な年間休日は、110日ほどといわれています。多いところでは120日以上というケースも珍しくありません。
介護職は、常に人手不足が課題となっているため、休暇を取りづらいというイメージを持たれている方もいるかもしれません。しかし、近年では、従業員のワークライフバランスを重視する企業が増えており、年間休日数を増やす取り組みを行っている企業も少なくありません。これらの企業は、比較的規模の大きい企業であることが多いです。規模が大きい企業は従業員数も多く、シフトを組みやすいというメリットがあります。そのため、従業員一人ひとりの負担を軽減し、より多くの休日を取得できるようにしているのです。介護職を目指す方は、年間休日数も企業選びの重要なポイントとして考慮すると良いでしょう。
週休二日制と完全週休二日制は、どちらも週に2日休めるように聞こえますが、実は違いがあります。求人情報などを見ていると、この2つの言葉が出てくることがあるので、しっかり理解しておきましょう。
週休二日制とは、文字通り週に2日の休日がある制度のことです。しかし、注意が必要なのは、必ず毎週2日休めるわけではないということです。例えば、会社によっては、第1、第3、第5土曜日は出勤日で、第2、第4土曜日は休みという場合があります。このような場合、月の休日日数は変動し、週に1日しか休めない週も出てきます。つまり、週休二日制は、年間の休日日数を104日以上確保すれば、週に1日しか休めない週があっても認められる制度なのです。一方、完全週休二日制は、毎週必ず2日の休みが保証されています。土日休みも多いですが、業種によっては曜日が異なる場合もあります。介護職のように土日もサービス提供が必要な職場では、シフト制で完全週休二日制を導入している場合も多いです。週休二日制と完全週休二日制の違いを理解することで、自分に合った働き方ができる職場選びに役立ちます。
介護職の中には、決まった曜日に休みが取れる固定休の職場もあります。デイサービス、訪問介護、訪問入浴、就労継続支援B型事業所などは、土日もしくは日祝が休みの場合が多いです。これらの事業所は、利用者の生活リズムに合わせてサービスを提供しており、一緒に暮らしているご家族が平日に仕事などで不在のケースが多いこともあり、土日もしくは日祝を除く平日を中心に営業しています。しかし、介護職全体で見ると、シフト制勤務で土日祝日も働く場合もありますので、求人情報の確認は必須です。固定休の職場を探す場合は、「土日休み」「日祝休み」といったキーワードで検索すると良いでしょう。
待遇や労働環境が悪いブラック施設かどうかは実際働き始めるまで分かりません。しかし、絶えず求人が出されている施設や態度が悪い面接官のいる施設、当日欠勤が難しい施設はブラック施設である可能性が高いため、求人を探す段階から細かくチェックすることをおすすめします。
介護職の給料は介護報酬によって賄われていますが介護報酬自体が安く設定されているため介護報酬自体が上がらない限り、給料も上がりません。また、低い給料のまま働き続けている人も多いため、なんとかなっていると判断されてしまい給料アップにつながらない、ということもあります。