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当サイト「待遇を考えた職場選び」では今の職場に不満を抱えている介護職の人に対して、介護職の待遇の実態や働きやすい職場について紹介しています。介護業界全体が人手不足に悩んでいますが、その背景には「給料の低さ」があります。介護職の給料が賄われている介護報酬自体が安いためなかなか給料アップが見込めません。また、働く施設によって待遇が大きく異なるため、転職の際はブラック施設かどうか見極めることも大切です。ブラック施設の特徴をまとめていますのでぜひチェックしてみてください。
「きつい」「きたない」「きけん」の3Kに「給料が低い」を加えて4Kとも評される介護職ですが、給料の低さは人手不足や激務にもつながるため早急な対応が必要です。介護職の給料が低い原因は介護報酬自体が安く設定されていることや内部留保がありなかなか給料アップにならないことです。そのため、人手不足で就業ハードルが低いにもかかわらず就業する人も少なく、人手不足の解消まで至らないのです。人手不足が解消されない限り介護の現場は過酷なままとなるため、負のスパイラルからもなかなか抜け出すことができません。
人手不足を減少するために国が賃上げ政策を発表したり現場にIoTを導入したりとさまざまな工夫がされています。しかし、賃上げといっても勤続10年以上という規定があり、なおかつ、支給額は施設によって決められるため該当するすべての職員が賃上げされるわけではありません。また、少ない人数でも効率よく仕事ができるようIoTを導入する施設も増えています。介護ロボットで移乗をラクにしたり、ベッドやエアコンにセンサーを取り付けることで見回りの回数を減らしたりと少しでも負担が軽くなるよう工夫されています。
待遇や労働環境が悪いブラック施設かどうかは実際働き始めるまで分かりません。しかし、絶えず求人が出されている施設や態度が悪い面接官のいる施設、当日欠勤が難しい施設はブラック施設である可能性が高いため、求人を探す段階から細かくチェックすることをおすすめします。
介護職の給料は介護報酬によって賄われていますが介護報酬自体が安く設定されているため介護報酬自体が上がらない限り、給料も上がりません。また、低い給料のまま働き続けている人も多いため、なんとかなっていると判断されてしまい給料アップにつながらない、ということもあります。